分科会発表概要

発表者とタイトル、発表概要

◎口頭発表

選択理論に出合って私が変わったこと
~ 選択理論という名のOSを私の中へ ~
発表者:北島正弘
選択理論と出合って、私の中で何が一番変わったかというと、私の脳の“OS”が変わったということ。人間関係をより良くする選択理論を実生活で実践するためには、自分の脳のシステム(OS)を“外的コントロール”から“選択理論”へ変えることが一番です。しかしそれはPCのシステムを入れ変えるように簡単に出来ることではない。時間をかけて学んでいき、それを実践する。その繰り返しが必要になってきます。今回は私が何を学び実践してきたかを、発表させて頂きます。

◎分科会A

選択理論をベースとした子育て
~ 赤ちゃん返りの仕組みから ~
発表者:木村宣貴
赤ちゃん返りはどのような仕組みから起こっているのでしょう?脳の働きで見てみると、なぜ赤ちゃん返りが起こるのかがよく分かり、対応の仕方も見えてきます。本発表では、赤ちゃん返りで起こりがちな現象を取り上げ、選択理論的に読み解きます。さらに選択理論に基づいた対応をすることによって起こった結果をお伝えします。選択理論をベースとした子育ては、選択理論に基づいて伝える事が可能なため、誰にでも実践することができます。その効果の一端をお伝えしたいと思います。

ロールプレイにおける事例のパターン分類と対応について
発表者:澤田正
選択理論の学習でおもしろくて苦労するのがロールプレイで、その上達が発表者の長年の課題です。このたびの問題意識は、「支部研究会でよく使う人生相談の事例を選択理論の視点でパターン分けできれば役に立つのではないか。大きく3つ、①自分の行為と思考をコントロールすることで実現に近づける願望のパターン、②相手や環境に振り回される悩みのパターン、③相手をうまくコントロールできない悩みのパターン、に分けてみたらどうか」というものです。発表者の試みを叩き台に、関心のある参加者と意見交換ができればと考えています。

不登校を選択理論的に考える
~ ある不登校傾向の女子中学生の事例を通して 〜
発表者:田中勝悟
平成29年度の文科省の調査結果では14万人以上の子供が不登校と発表している。青田(2008)によると、不登校の原因は「繊細さ」「自分らしさが出てくること」「生きる力の弱さ」の3つがそろうことにあるとしている。そこに、人間関係やいじめなどのきっかけが重なることで不登校が選択されると考えられる。本発表ではある不登校傾向の女子中学生の事例を紹介し、彼女との関りを通して「不登校」を選択理論心理学の視点から考察していきたい。さらに、支援の方向性を明らかにしていく。

「こどもの権利条約」と選択理論
~ 「こどもの人権を守る」選択理論に基づいた関わり方 〜
発表者:星野優美子・溝越洋子
昨年、2019年は、国連において「こどもの権利条約」が採択されて、30周年の年でした。日本にとっても批准25年に当たる年でした。しかしながら、現状は「こどもへのマルトリートメント」「こどもへの虐待」が後を絶ちません。「こどもへのマルトリートメント」のない「こどもの権利」を最大限尊重する世界を作っていく上で「選択理論に基づいたこどもへの関わり方」を全ての大人たちが身に付けて行くことが必要不可欠であると確信します。今回は、乳幼児期から選択理論に基づいた関わり方がいかに「こどもたちの人権」を守ることに効果があるのか、長年、研究に取り組んできた成果をお伝えしたいと思います。

選択理論でハラスメントを防止する企業事例
~ 「ハラスメントが最善の行動」をアップデートする 〜
発表者:松坂孝紀
ハラスメントの問題は企業活動にとって大きなリスクであり、対策は必須の時代です。一方で、対策を学べば学ぶほど「してはいけないこと」が増えていき、管理職からは「もはや何がハラスメントかわからず、現場で自信をもってマネジメントができない」という声もあがっている実情があります。今回は、全国に拠点を展開する企業の事例をもとに、生産性を落とさないハラスメント防止施策として、どのように選択理論を活用したのかを、ご紹介します。

◎分科会B

選択理論で売り上げアップ!!
~ 患者さんへの関わり方、職場での選択理論的アプローチ 〜
発表者:近藤理紗
自身が行う、歯科医院での取り組みについての発表です。患者さんとの関わりに選択理論を活用することで、歯科医院の売り上げをアップすることができた経緯です。選択理論のどの要素を用いて、どんなことを行っているのかという内容となっています。半年間の取り組みを数字で表し、前年と比較し、この取り組みが歯科医院にどのような影響を与えることができているかについてお話させて頂きたいです。

子どもも保育者もお互いが満たされる子ども主体の離乳のプロセス
~ 食べることは生きること ~
発表者:堀内綾・地當亜希子
『食べること』は日々成長する子供たちにとって欠かすことができません。
私たちは保育園で行う0歳から1歳にかけての離乳のプロセスを通して、子供たちの「食」と「生きる力」の関係に注目しました。
人は内側から動機付けられているという観点から、これまでの大人主導で行われてきた離乳食と子どもが自分の力で獲得していく離乳食との違いを比較し、その違いが欲求充足や子どもの主体性に与える影響について研究した内容をお伝えします。